ぽじぼじboyの株式投資ブログ

日本の個別株のみで戦うサラリーマンの記録帳

7905大建工業(保有株)

大手の建設資材メーカー。
伊藤忠商事が大株主。

M&Aに積極的な会社であり、その点は好みである。財務は少しずつ良化しているか。

この会社の購入理由は素直に配当目当てであると言ってしまおう。
2022〜2024の中期経営計画で、「配当性向35%及びDOE3.5%を目標」としているからだ。

6月17日時点の四季報では「減配」と記載されているが、確かにその時点では前期から20円減配の80円配当予想であった。

しかし、6月22日に100円配当にすることを発表し、7月19日に上記の中期経営計画が発表されている。

中計の文章をそのまま転記すると、
『このたび、一層の株主価値向上を図るべく、中期経営計画「GP25 3rd Stage」の 4 年間における株主還元につきましては、業績に連動した利益還元の充実と、短期的な利益変動に左右されにくい安定的な配当の維持を重視し、配当性向 35%および DOE(自己資本配当率)3.5%を目標とした配当を実施することといたしました。』

こういう書き方である。

”目標”という言葉が個人的にはあまり好きではないのだが、文章を素直に読めば、DOE3.5%か配当性向35%か高いほうを採用することになる。

現在の配当予測100円は、DOE3.5%のほうで計算しているが、仮に今期、会社予想通りにEPS380円を達成できたならば、配当は約130円となり、現在の株価に対する配当利回りは6%台後半となる。

株主還元に舵を切った会社は、ここに限らず積極的に購入していきたい。

 
購入価格1938円