ぽじぼじboyの株式投資ブログ

日本の個別株のみで戦うサラリーマンの記録帳

8282ケーズホールディングス(保有株)

数ある家電量販店の銘柄の中で唯一保有しているのが、ケーズホールディングスです。

家電量販店というのは以前から斜陽産業として認知されていますが、残念ながら私もそれは否定できず、実際ケーズ自身の今後の成長は店舗増加によるものしかないだろうと思っています。

じゃあなぜそんな会社に投資しているのかと言えば、時代に沿った経営をしているから、という一言に尽きるのかなと思います。

今や電化製品はほとんどがネットで購入したほうが安いわけですから、店舗で現物を見て、ネットで購入する場合も多いです。

かくいう私もそんな行動をしてしまうことがあるのですが、所謂「がんばらない経営」がここで活きてくるのではないかと思っています。

ケーズのホームページ上では、「『がんばらない』は、お客様にご満足いただくためにあるべき姿に向かって、正しいことを無理せず、確実に実行していく当社の経営スタイルを表現」とあります。

これは接客スタイルにも現れていると思います。お客さんの相談に真摯に対応し、良いところだけでなく悪いところも正直に伝える。押し売りにならない。ここが買い物している立場から見ても気持ちが良いです。

ネットではなくあえて家電量販店で購入する場合というのは、指名買い以外は接客を経由することが多いわけですから、接客が気持ち良いことは非常に大事な部分です。

良い接客ができるためには、従業員が気持ち良く働ける環境にあることが重要ですが、会社はグループ理念で「本当の意味での『お客様第一』のためには、1.従業員、2.取引先、3.お客様、4.株主の順番で考えることが重要」としています。

ここまではっきり従業員第一と宣言している企業は少ないのではないかと思います。

自社株買いにも積極的で、上記の順番的には最後にくる、私たち株主への還元にも非常に意欲的な会社です。

実は自分は茨城県に縁があったりするので、茨城県本社のケーズホールディングスには親近感を持っていたりと、私の保有している銘柄の中では、感情的な部分が保有理由として強い部類ですが、これからも保有を続けて、応援していきたいと思います。

なお、1つ残念なところを言うとすれば、ケーズといえば優待がたいへん魅力的なのですが、以前はOKだったネットフリックスのプリペイドカードに優待が使えなくなったところだけですかね。しょうもないことですみません…。

購入価格:1158円